ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

運転免許オンライン講習をマイナンバーカードで

news.yahoo.co.jp

2022年2月1日から、北海道、千葉県、京都府山口県の4道府県において、70歳未満の優良運転者(ゴールド免許のドライバー)が運転免許更新時の講習をオンラインで受けられる取り組みが試行されています。

(中略)

 動画の視聴中には、チャプターごとに確認問題が出題されるほか、受講者の顔画像を合計3回撮影して、きちんと受講しているかを確認します。

マイナンバーカードでログインさせるようです。

これは便利。手続なんてゴールドなら超短いのに、講習の時間を待つ時間が一番長いので。マイナンバーカードを普及させようとするなら、こういう風に、国民側にメリットが出て、役所側にもメリットがでて(多数の人が長時間滞在しないので業務効率化に)、かつ調整コストが低い(保険証だと医療機関、レセコンメーカー、保険者、審査支払期間、厚労省と非常に多くの登場人物が登場し調整コストが膨大だが、これなら県警のみ)ものが良いですね。

マイナンバーカードの利活用事例で、聞いた中で、かなりの優良事例のように思います。