ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

優しくするとつけあがる人がそこそこいる

愚痴っぽくて恐縮ですが、自分のブログなので好きに書かせていただきます。

以下のブログもそうですが、私の目下の悩みは、「優しくするとつけあがる人が多い」問題です。目下の悩みというか、まあ、かれこれ20年近く、そういう悩みがありますが、20年もそういう悩みを抱いて生きているって、自分ってバカかなとは思います。

やめる!となってからの、やめない - ITをめぐる法律問題について考える

 

がるちゃんにも書いてありましたが、同感です。

優しくするとつけあがる人多くないですか? | ガールズちゃんねる - Girls Channel -

 

なぜ、優しくされるとつきあがる人がそこそこいるのか。そういう方については、お客様だろうが関係者だろうが従業員だろうが無関係の人だろうが、一定の距離をとったり、最悪、契約解除せざるをえません。こちらも、理不尽を引き受けて、「幸福の王子」になるために生きているわけではありません。

 

「優しくされるとつきあがる」といえば、昔、私の友人で、本当に心から優しくて、人格が立派な、心のきれいな人がいました。私はその人のことが大好きでした。しかしその友人は、あまりに優しすぎて、いつも他人につきあがられたりひどい目にあわされたりして、「性格が悪い方が人生が得だ」といって、性格を自分の意志で変化させていました。

「性格が悪い方が人生が得」というのは、そういう世の中が間違っていて、悪い人が正されるべきで、友人のような優しい人が性格を変えるような社会が間違っているように思います。時々、そのことを思い出します。

 

アダムグラント「GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代」も読みましたが、Giver=与える人も、他者利益ばかり考えて自己利益を考えない人が最もLoser=負け組になると書いてありました。同書では、自己利益を見失わずに他者利益を考えられる人間が最も成功すると書いてありました。自己利益を見失わないようにして生きていきたいし、Takerが得する社会は少しずつ是正していきたいと思います。ブログに書くことで改めて心に誓いたいと思います。