ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

民間企業向けガイドライン解説本、脱稿

原稿〆切が続き、デスマーチ的な状況になっていましたが、ようやく最後の本の原稿が脱稿しました!
はぁ〜、安心しました。

最後の本は、民間企業向けのマイナンバー解説本で、番号法だけではなくガイドラインの具体的内容を解説した本です。宇賀先生と検事さんと共著の本で日本法令さんより出版します。秋ごろ刊行だと思いますので、よかったらお読みください。たぶん、書名は「マイナンバー法の論点整理〜ガイドラインの解説と企業における実務運用〜」です。

はぁ〜、これでようやく一息つけます。

といっても、前に脱稿した本の校正と、秋ごろ発売される法令集の作業がまだありますし、ネット原稿の〆切がこれから続々とくるはずですが、そういうことはひとまず忘れて、明日は特定個人情報保護委員会に遊びに行きたいと思います。

この前、特定個人情報保護委員会に電話したのですが、代表電話を受けた方が、聞きなれない声の方だったので、私の知っている方ではないなと思ったのですが、私が自分の名前を名乗ったら、一瞬沈黙があったので、あれ知り合いかなと思ったところ、電話を回された後の方が、代表電話に出た方は××さんだよと教えてくれました。
元職員だとこういう時に微妙です。現職員だと、「水町です。お疲れ様です。」とかって電話できますが、知らない方かもしれませんしね。何とも言えないです。

前に総務省に電話して、ある法律について照会したら、「一般個人の方で市役所でお困りというわけではないですよね? 法律についてお調べされているのですか?」というようなことを聞かれ、名前を聞かれたので、「水町です」って答えたら、「水町さんって、本とか出している水町さんですか?」って聞かれたので、「…、えっと、そうですね…」みたいに答えてしまいました。

この総務省も、元職ではよく接点があった課だったので、普通にもっとよく名乗ってもよかったのですが、どなたが電話に出られているのかわからないので、なんともうまくお話できず…。すべて、私の苗字が変わっているのがいけないような気が。