ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

都庁DXアワード審査委員

都庁DXアワード審査委員を務めさせていただきました。

とても良い取り組みがいっぱいあって、他の自治体にとっても参考になる良いイベントだと思います。

着ぐるみもいっぱい来てくれて、とあらんちゃんがとっても可愛かったです!

 

<追記>

いわゆる表面的なDXにとどまらず、原課職員が所管業務における具体的な課題をデジタルで解決しており、都庁原課へのDX意識の浸透度合いに驚きました。また、通常、公務員はあまりプレゼンをしないと思われるにもかかわらずプレゼンも短くわかりやすく上手だし、パワーポイント資料も図表が多くて、私や国家公務員にありがちな文字だらけではなく、進化している都庁をまざまざと見せていただきました。私なんてありえないぐらい文字詰め込んだパワポばっか作ってますからね。プレゼンでも動画や現物提示を多用されていて、すばらしいなと。

また事務局も非常にすばらしい動きで、特に短時間での採点集計時に、私の後ろで作業されていた方々、ああいう底力が本当にすごいなと思いました。集中して短時間で、かつ限られた物資(机がなくてやりづらかったのでは?)の中で、よく的確な集計・決定作業ができるなと*1

宮坂副知事ともお話しできましたが、「なぜ私が副知事とお話ししているんだろう」と現実感がなく(笑)、不思議な感じでした。

*1:私が内閣官房にいたときにも、ああいういわゆる優秀な官僚タイプの方がいて、日々の通常業務でそつなく何でもこなせる上に、イレギュラー事態にもすごい対応力が高くて、日本酒の樽みたいなものを幹部がいらっしゃるまでに開けなくちゃいけないのに開け方がわからないというときでも、こつこつ対応されていて、すごいなと。都庁の方を見て、その方を急に思い出しました。