ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

保険証の件。Twitterを見て、ニュースを見て…。

私に何かできることはないかと考えて。

ヒューマンエラーをなくしていくスキームを私の方で検討できないかなと考えているところですが、全然検討できていないので、検討できてからブログを書こうと思っています。現状の仕組みを把握して、エラーの原因を把握して、ヒューマンエラーをなくしていくスキームを考えて、再発防止していくべきだと思います。

自治体側では今まではこういうことはなかったんですよね?自治体は住基ネットがあるから、それでほぼ自動紐づけになっていたのか? ならば、自動紐づけじゃない事例で検討するとして、当初住基ネットを構築したとき、どうやって全自治体で、既存番号と住民票コードを紐づけたのか。その際、ヒューマンエラーは起こらなかったのか。基礎年金番号の付番時は?とか、一定規模のシステムの付番・紐づけ時と比較検討して考えていくべきかと。

本来は、これをデジ庁に検討いただけると良いのですが、私の方でも考えてみたいと思います。ただ、講演資料、全然作り終わってないので、それが終わってからになると、時期が遅くなっちゃいそうだなあ、と。

 

まあ、こういうリスクを踏まえて、だから国税は、紐づけエラー防止のために、eTaxの既存番号とマイナンバーを利用者側に入力させているのかな。マイナンバーだけでeTaxにログインできないのはなんでって思ったけど、国税側で把握している納税者情報(既存番号)とマイナンバーの紐づけがあるはずだけど、それだけじゃ微妙と思ったのか。それとも全然違う理由か。

 

話は全く変わって、マイナンバーとはなんら関係ありませんが、最近、会話が通じないことがあって、ややつらいです。会話通じないとつらいなあ。