ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

私の仕事へのコロナの影響

私の仕事へコロナでどういう影響があったのか、備忘的に書いておきたいと思います。

 

1.国・自治体・民間団体の会議がリモートに

 

<状況>
国は、年度初めは会議が少な目ですが、その他継続開催されている会議類がリモート開催(Web会議、メールでの審議、郵送での審議)になりました。


3月も、通常開催、不開催、Web会議、メールでの審議とばらけました。

4月はさすがに通常開催はなくWeb会議になりましたが、4月は会議件数がほぼありませんでした。

5月は会議が多数入りましたが、通常開催や不開催がなく、Web会議、メールでの審議、郵送での審議に分かれました。WebEXが多かった印象です。

6月は既に通常開催連絡が1件、Web開催連絡が1件ありますが、今のところそれ以外会議はあと1件ぐらいしか入っていません。

 

<感想>

  • 会議はリモート開催の方が圧倒的に時間を節約できると思いました。まず会場への移動時間・会場での待機時間だけで1.5時間から場合によっては8時間ぐらい短縮できます。地方の場合は、移動だけで往復8時間ぐらいかかることがありますから。都心でも、30分でついても、待機時間もあり、やっぱり1.5時間ぐらいか移動・待機でかかるかと。
  • リモート開催だと、会場の空気(ほかの委員の考え方)がわかりにくい部分もありますが、Web会議でも、初対面同士の会合ではなく何度も開催していると、なんとなく空気がわかる場合もあり、あとはしっかり質問していただくと、自分の説明の足りない部分などが分かるかと思いました。
  • またリモート開催でも会議が重なるときは、1日何件も会議が入ったので、もうその辺は時期によるというか、タイミングかなと。
  • 会議がこんなに短縮化できれば、いつもの、「仕事がいっぱいでバタバタしていて、どうすればいいのか」状態が、大幅に解消されることが分かりました。そこで、これからは会議体に参加するのは控えめにしようと思いました。しかし、自分の性格の問題か、5月にまた1件新しい委員就任を受諾しましたので、逆に会議体が1つ増える形になりました(笑)。
  • 少なくとも地方の会議についてはWebにしていただいて、それ以外も可能な限りリモート開催がありがたいなと思いました。場合によっては委員を任期満了で再任しないという選択もあり得るなと思いました。

 

2.新規のクライアントなし

 

<状況>

3月までは新規クライアントからのご相談がありましたが、4月以降新規のクライアントからのご相談はなしに。

ただ、そうはいっても、既存クライアントからは既存相談・新規相談があったので、会議がリモートになって時間がかなり空いたとはいえ、4月・5月も急ぎのご相談対応・作業はあり、忙しい時はとても忙しかったです。ただ、急ぎの仕事がない時は、時間に余裕のある日もあり、時間に余裕のある日があるということ自体、1年半以上ぶりではないかと思いました。

なお、既存クライアントとは、メール、電話、Web会議での対応となりました。

 

<感想>

  • 既存クライアントとは、メール、電話、Web会議でも、特に問題は感じませんでした。ただ、企業としては既存クライアントではあるものの、事業部の方は初対面ということもよくあるので、そういう場合、初対面の方がどういう風に感じてらっしゃるかが、リモートだとわかりにくい場合もありました。ネットワーク帯域の関係から映像を切っている場合もあり、音声だけだと、相手の方の反応が分かりにくい場合もあります。また映像があっても多数人の会議の場合は、相手の方の反応が分かりにくい場合もあります。
    ただ、リモートでも、大きな問題があるわけではないかなと思いました。あと、画面共有で資料をいろいろ見せていただけると、わかりやすいなと思いました。
    新規クライアントはいませんでしたが、新規クライアントの場合、さすがにすべてリモートというわけにはいかないかなと思います。
  • 時間に余裕のある日があったものの、今まで溜まっていた仕事がはかどったかというとそういうわけでもなく。コロナでいつもより作業できる時間自体は減っていて、それを会議対応が減った分で補った程度かなと思います。というよりも、もしかするとブログの書きすぎかもしれません(笑)。
    年内めどの執筆があるのですが、A4で1~2枚ぐらい進んだかなという程度なので、もっとちゃっちゃか進めたいなと思ってます。

 

3.休憩

 

2時間から3時間ぐらい集中して仕事して、その後休憩すると、休憩時間というか回復時間がとてもかかることがわかったので、1時間に1回ぐらいはこまめな休憩が必要だと思いました。

 

4.備品

 

高級な椅子が欲しいのですが、かさばりそうでどうかなとか、高級椅子もいろいろあるからためしてから買いたいから、コロナが収束してから買おうかなとか思いました。

ヘッドセットは高級なものを買った割にハウリングするので、どうしたものかと思い、放置中です。

 

 5.財政状況

 

通常時も、月によって売り上げがかなり変わるので、コロナで特に影響を受けたかどうか、数字を見てもよくわからず、自分の印象としてはコロナで売り上げがかなり下がったという感じはありません。

会議が不開催になっても、会議の謝金自体が財政に影響を与えるような額ではないので、特に影響はなく。また新規クライアントはなしでしたが、新規クライアントがいないと財政に影響を与えるというわけでもなく。ちなみに、何が起こると財政に影響を与えるかが実はわかっていないという。ひどく分析不足ですね。日々大量に存在する仕事を一生懸命こなすことだけで必死な日々で、あまり財政について考えてこなかったというか、考える能力もないというか。

 

支出については、もともとそんなに多くないので、助かっています。