ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

自分の素の感情を意識することの重要性

個人的な日記です。

最近、自分の素の感情を意識するって本当に大事なんだなと思いました。というか、それができれば、大体問題は7割方片付いたとすらいえるのではとまで思いました。

 

というのもですね、12月から1月にかけて、結構一生懸命仕事を必死に頑張っていたのですね。私生活というか自分のメンタルとか体力に支障が出るぐらい、結構頑張ってやっていたのですが、それに対して、結果がどうだったかというと、たぶん私の頑張りは何の成果も発揮していないというか、無駄だったんじゃないかなと思って、かなり気分が暗くなっていました…。

 

しかし、この、上に書いたような自分の感情に自分で気づいたら、急にふと力が抜けて、「ま、いっか」と思えました。

 

なんか、例えば、個人情報保護法改正の資料、この前UPしましたけど、あれって、年末年始もちょこちょこ作成したり、結構必死に頑張って作ったんですね。私的にはものすごく頑張って作ったし、現時点の公表資料に基づく予測として、私的には良い資料だと思ったんですよ。あくまで私的にはです(笑)。しかし講演の反応があんまりよくなくてですね、まあ私のしゃべりが下手くそっていうのももちろんあるんですが、講演って資料の出来だけではないのですが*1、そもそもこの資料、実はあんま出来良くなかったのでは?とか思ったり、どうして私は講演がへたくそなんだろうと思ったり、どうすれば改善できるのかなとか、もうそもそも向いてないんじゃないかとか、思考がどんどん暗くなっていくというか。

 

で、なんでも「反省」「改善」とかで考えていると、どうにも気持ちが上滑りっていうか、暗くなっていくっていうか、そういう感じだったんですが、もやもやしている自分の素の感情、すなわち、「自分的には必死に頑張ったのにうまくいかずに落ち込んでいる私」、みたいなのに気づいたときに、「まあ、そりゃそうだよな。落ち込むよな。すぐに反省とか改善とかっていうよりも、まずは落ち込んどこう。」みたいに思えて、そしたら急に、もやもやが解消されたような気がしました。

 

講演だけじゃなくて、別件の仕事で、昨年末から結構自分的には必死でやっているお仕事があるんですが、それも私的には頑張っているのがあまり功を奏していない気がしてですね、それもそのまま、「自分的には頑張ったが、報われなかった」みたいにそのままの素の感情をまずは受け止めたら、「まあ、そういうこともあるよな~」みたいに思えました。

 

そういう素の気持ちを受け止めずに考えずに、「反省」とか「今後に向けての改善」ばかり考えていると、自分の中でもやもやが残って、なんともいえないくらい気持ちみたいのが出てきたりするのですが、自分の「悲しい」とか「残念」とかそういう気持ちをまずは感じるっていうのが、すごい大事だなと思いました。

 

そこからすぐに「どうすれば講演がうまくなるか」とかはわからないし、そもそも講演をあまりしないという風にしていってもいいかなとか思ったり、あまり考えがまとまりませんが、自分の素の感情を意識したら、気が楽になって、まあぼちぼちやっていこうかなと思いました。

 

このところ体調も崩し、結構ぐだぐだですが、2019年はあまりに頑張りすぎましたので、2020年は適度にリラックスしながらやっていきたいと思っています。

*1:講演よりもより良い資料作りが好きな私。口頭主義より書面主義です(笑)