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弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

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マイナンバーカードは悪用されるのか?――立案に関わった弁護士を直撃

このあたりのことは、次の本にさらに詳しく書いていますので、ご興味のある方がいらっしゃったら、お読みいただければ幸いです。

あなたのマイナンバーへの疑問に答えます

あなたのマイナンバーへの疑問に答えます

以下、雑記ですが、今月は少し仕事に余裕が出そうです。
ほんと、この1年間は、400メートル走くらいの速度でフルマラソンを走っているぐらいの気分で、常に仕事に追われていましたが、3月ぐらいから少し、そういう状況を脱しつつあります。

平成27年は、5月ごろにPIA(特定個人情報保護評価)の本を執筆していて、これがボリュームの厚い専門書なのでかなり時間を要したのと、あとは7月ごろに別の書籍を2冊(「あなたのマイナンバーへの疑問に答えます」「論点解説 マイナンバー法と企業実務」)を脱稿するまでかなりつらく、8月に別の10万字程度の執筆〆切があり、そこからは怒涛の講演ラッシュが入りつつ、通常業務をこなし、監修を2冊行い(「マイナンバー法令集」「マンガでわかるマイナンバー 誰もが知っておくべき13のポイント」)という感じでした。

平成28年は、年始に

担当者の不安解消!  マイナンバーの実務入門

担当者の不安解消! マイナンバーの実務入門

を脱稿し、少し休憩しようと思うものの、試験テキストの執筆にはいり、これが2月末で脱稿。その中で、条例制定支援ほかの通常業務を行うのは結構きつかったですが、3月は書籍を抱えることなく通常業務を行えたため、ようやく少し余裕が出ました。講演数も平成28年に入って、かなり落ち着いてきました。月2回ぐらいでしょうか。平成27年は多い時で週4回とかの講演がありましたので、きつかったです。

4月は少し休憩しつつ、試験テキストのもう一冊の執筆にはいり、そこから念願の「マイナンバー法逐条解説」執筆作業に移りたいと思います。

マニュアル本みたいなものが世間的には多いですが、やはりマイナンバー法を愛するものとしては、逐条解説書にすべてのことをまとめあげたいという気持ちがあります。出版社さんが、分厚くても全然かまわないと言ってくださったので、本当にほっとしています。あまりにも分厚くなると困るので、条文掲載をカットしようかと思っていたほどですが、600ページぐらいまでは出せるということなので、書きたいだけ文章を書いて、仕上げたいと思います。

引き続き、再エネ条例もやっていきたいですし、そろそろ法律事務所のWebサイトも更新しないと…などとやるべきことは多いですが、もうほんとこの1年は、「今日までの〆切はこれとこれ、明日までの〆切はこれとこれ、さらにこれもやっておかないといけない」という、今日・明日やることを考えて日々を乗り切ってきましたので、そういう生活から少しさよならできそうかなと、ほっとしています。
お友達の法律事務所にも遊びに行きたいと思っていて全然いけていないので、行こうかなと思います。

といいつつも、変わった性格なのか、そもそも原稿執筆が趣味なので、何か仕事をしていても、常に「あ、これ論文か本にまとめたいな」と考えてしまいまして、再エネ条例も論文にしたいなとか、もう何か仕事をやっていても執筆に結び付けてしまうので、さらに仕事量が増えてしまうという悪循環です。執筆は専門書ですとほとんどお金になりませんが、事務所経営維持のためには、お金にならない仕事ではなくお金になる仕事を考えないといけないと思いつつも、どうしても気持ちが執筆に向かってしまうという。別の企画で出版社さんに連絡したりとか、さらには余裕ができると論文を依頼されてもいないのに書いて、出版社に投稿しようとしたりしてしまいますから、困ったものです。