とても参考になる記事を読みました。
例えば、社内教育の一環で「今日、困ったこと、悩んだことをひとつ挙げなさい」と指示したとします。
誰かがその日に起きた嫌な出来事を発表し、それについて参加者全員で徹底的に分析します。対立はなぜ起こったのか、相手はどんな理屈をぶつけてきたのか、自分はどう考えたのか、相違点は何かなどについて徹底的に討論をします。
そこで上司や経営者が意見を述べ、具体的な方策を提示するという話し合いを粘り強く続けるという方法があります。結果だけを報告させるのではなく、結果に至るプロセスについて深く話し合うことで、人は大きく成長していくものです。
コーチングとしてもとても良いし、自分一人でやる分にもよさそうです。何か困った課題があったときに、それをどう解決する方法があるのかを徹底的に疑似討論するというのは、自分一人でもできそうです。特別な困った課題についてだけ討論をしても、討論のやり方が身につかないと思うので、些細な課題でも習慣としてこういうことをやっていけば、議論のやりかた、考え方が身につきそうです。