ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

紹介の連鎖で伝言ゲーム的な感じ?

知人の知人(またはさらにその知人)から、とある依頼を受けたが、その依頼者は依頼元ではなくて、さらにその方の知人が依頼元で、みたいな依頼があり、私の所にたどりつくまでの間にかなりの人数が挟まっているといった状況がたまにあります。

 

私 ← 依頼元

 

ではなく

 

私 ← 私の知人 ← 知人の知人 ← 知人の知人の知人 ← 知人の知人の知人の知人 ← 依頼元

 

みたいな感じ。間に入っている人数は、時によって違って、0人~4人ぐらいまでのことがあります。

 

あまりに間に人を介していると、依頼趣旨が不明というか、なぜ私に依頼が来て、誰が私に依頼したのか、そして私に何をしてほしいのかが不明なものがたまにあります。

間に入っている方に聞いても依頼内容は不明だし。結局、直接の依頼元にそれを確認しないとわからないのですが、直接の依頼元が複数人(共催みたいな感じだったりJVとか)で、さらに事務局がいたりすると、一体だれが依頼者で、私に何をしてほしいんだろうと謎すぎて…。

 

なぜそこまでして、間に何人も入れてまで紹介がある必要があるのか。それなら依頼趣旨をはっきり明確にした状態で、直接連絡してくれれば、私と関係ない依頼なら断るし、関係ある依頼なら断らないのに、と思います。

 

何人も間に人が入っていると、依頼内容がわからないし、さらに紹介者が「×さんは大変お世話になった人なので、良かったらお受けいただけると嬉しいです」とか「△さんは先輩で」みたいな話をされると、「そうか、では受ける方向で考えよう」と、ついなってしまいますが、大体、依頼内容がわからない状態では受けるかどうかも本当は決められないので。

 

依頼元が早く依頼内容を教えてくれるといいのですが。かれこれ1ヶ月ぐらい、わからないような件があり。伝言ゲームをやっていて、日程調整やるだけで1ヶ月かかるなら、直接連絡してくれた方が早いのではないのでしょうか…。

 

あと講演依頼とかで、そもそも講演するイベントが、誰主催でいつどこで誰を対象にやるのかもわからない依頼とかあったりすると、受けるか受けないかも決められないので、本当にもやもやします。

 

こういうのが続くと、だんだん紹介案件がおっくうになってきます。