企業担当者向けに、ポイントを絞ってわかりやすく、マイナンバーの解説書を書いてみました。
- 作者: 水町雅子
- 出版社/メーカー: 労務行政
- 発売日: 2016/03/12
- メディア: 単行本
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これまでの著作よりも、「わかりやすさ」「ポイントを絞ってシンプルに」を心掛けました。
編集の方のおかげをもちまして、書面レイアウトも大変読みやすく、法律書にありがちな、「うーん、読みづらい・・・」という感じもなく、「専門用語が多すぎてわかりづらい・・・」という感じも避けつつも、マイナンバー法立法担当官による安心の解説、ということで、親しみやすい、読みやすい本を目指しましたので、ぜひお手に取っていただけると幸いです。
取扱規程のサンプルもこの書籍につけてみました。
今、ネット上で流通している取扱規定ですと、まるで特定個人情報保護評価と同じ問題が発生してしまっていて、「意味がわからない」「読んでもよくわからない」内容のものが多いように見受けられます。法律やガイドラインをコピーしたものも見受けられますが、法律やガイドラインは取扱規程としてコピーしなくても、適用されるものですので、あまり意味がありません。
担当者の人が注意すべき点がわかるようなものが取扱規程としてベターであると思いますので、その点を重視して、シンプルでわかりやすい取扱規程を付録につけました。ぜひ見てみてください。
労政時報さんからの出版ということで、WEB労政時報で連載した内容も一部盛り込まれてはいますが、新規書下ろしが大部分ですので、WEB連載をお読みの方にとってもご納得いただける内容になっているのではないかと思います。
ということで、私的には、これまでの著作の中でも、かなり力を入れてお勧めできる内容だと思っていますので、ぜひぜひ、お手に取っていただければ幸いです。
発売時期が2016年3月ということで、ちょっと遅くなってしまいましたが、いろいろな方とお話ししていると、2015年から2016年にかけてマイナンバーの収集はしたものの、収集後どうしたらよいかわからない、はたまた収集が順調にいっていないという声もかなり聞こえてきます。そのような方にとって、読みやすい本であると思っていますので、ご覧ください。