ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

日本経営協会(NOMA)さんで講演しました

6月17日(水)に日本経営協会(NOMA)さんで講演しました。

番号法令の構成」「庁内連携」「対応ポイント」の3点に絞った解説をしましたが、話したいことが多すぎて、早口になってしまいました。

番号法令の構成」ですが、これは意外とあまり解説がなされていないので、今後も話していきたいと思います。事務所のHPに自治体向けパワポを公表していますが、そこに加えていきたいと思いますが、仕事が忙しすぎて、なかなか資料更新ができないような気が…。

「庁内連携」はつくば市さんの講演でもお話ししましたが、時間が短かったせいか、少しわかりにくかったでしょうか。庁内連携は、私はもうしょっちゅうご質問いただいたりお話しているので、慣れすぎていますが、結構わかりにくいテーマなのですかね。このあたりは、事務所のHPに掲載している自治体向けパワポに既に載っていますので、よかったらご参照ください。

「対応ポイント」は、進捗管理が肝だと思います。
きちんとしたベンダーさんに依頼すれば、そこそこ対応してくださるとは思いますが、「国からの情報提供が遅れているから」などと要件決定を後回しにしていると、ひどい目に合うことが往々にしてあります。要件確定が遅れれば遅れるだけ、後が苦しくなるので、できる限りオンスケジュールで進めていき、どうしても難しいところは、きちんと懸案として管理しないと、悲劇が待っています。これは自治体に限らず、民間でも、システム開発は常にこういう悲劇に見舞われます。進捗管理が命です。


しかし、昨日はひどい雨でした。
NOMAさんの場所が北参道ということで、タンタボッカでランチを食べてから行こうとるんるんしていたところ、駅を降りた瞬間の大雨で、あれはひどかったです。日傘しか持っておらず、高級日傘は雨天で使うと、せっかくのUVカット率が落ちてしまいそうですし、なんといっても日傘なので、大雨だとしみてくるのですよね…。

そして、連日の原稿〆切に追われる生活のためか、6月上旬に38度半ばの熱が出た後、徐々に風邪が回復していたというのに、昨日はものすごく調子が悪くて、「なんか変だな」と思って、講演が終わって帰宅してから熱を測ったら、38度超えていました。しかし熱があっても、原稿〆切は伸びませんから、残念なものです…。今日になって熱が下がりましたので、ぼちぼち原稿を再開しています。

自営業は、仕事を断れるというのが利点の一つですが、私の性格上、仕事をあまり断りません。特に原稿執筆が大好きなので、原稿と聞くと、特に本とか論文と聞くと断りませんので、こういうことが起こってしまうのですね。かなり厳しい感じです。