ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

企業担当者の方向け書籍、脱稿

ようやく書籍原稿を脱稿しました。
年末年始〆切だったので、お正月の間もこれが頭にあり、結構シビアでしたが、無事脱稿しました。

企業のマイナンバー担当の方をメインターゲットにした書籍で、法律書よりも簡単に、しかし入門書よりもきちんと番号法を踏まえて、何をしてはいけないのか、何をしなければならないのか、企業の担当者の方が気を付けるべき点が明確になるよう、マイアンバーの運用段階に、実際にマイナンバーを取り扱う際に参照できるような書籍を目指しました。

出版社の方が本当に熱心で、いろいろと力強くサポートしてくださいました。
私としては、去年3冊本を執筆していて、さらにWEB連載を2種類持っていて、かつその他WEB寄稿、雑誌寄稿も10程度あったので、さらにもう1冊書籍をというのはスケジュール的にかなり厳しかったのですが、マイナンバー講演をしたり、企業の方のご相談をお受けしているうちに、企業担当者の方が実務上使えるような解説が必要なのではないかと強く感じていて、かつ出版社さんがかなり熱心で、丁寧にサポートしてくださいましたので、脱稿を迎えることができました。

どうもありがとうございました。
後は、ゲラ確認です。


2016年は春までに、上記書籍1冊、「やさしい番号法入門」の改訂版1冊(「マイナンバー法入門」というタイトルで商事法務より出版予定。既に初校確認完了。)、法令集1冊、監修マンガ1冊が出版になる予定です。

これから、さらに3冊書籍執筆に入る予定です。
これから3冊書けるかかなり疑問ではありますが、3冊書き終わったら、個人情報保護法の本を執筆しなければならないので、早く3冊の執筆を終えなければいけないという、無謀なスケジュールにはなっていますが、しばらくは、脱稿の余韻をかみしめて、少しぼーっとしたいと思います。