ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律案

特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律案が昨日閣議決定ですね。

https://www.meti.go.jp/press/2019/02/20200218001/20200218001.html

 

経産省なので、法案の概要資料なのにわかりやすいですね。

ざっと、ちょこっと法案を見ましたが、一番の感想としては、「閣法なのに、カタカナ頻発か!!」ということですかね。奇跡的ですね。

というか、「デジタルプラットフォーム」というカタカナが認められたために、各条項、カタカナ多めになっています。なんといっても、「デジタルプラットフォーム」っていう言葉がいっぱい使われますからね。これがよく特定市場とか、特定事業者とかってならなかったなっていう驚きが。

法制局も、ここ数年でかなり変わったというように聞いたことがあったような気も?

議員立法でなく閣法でカタカナ頻発!すごいです!

 

頻発といっても、よく見ると「デジタルプラットフォーム」がカタカナっていうだけですかね。データは使えるし、インターネットとネットワークも用例がすでにありますからね。しかし「デジタルプラットフォーム」ってタイトルだし、各条項にふんだんに使われているので、インパクトが大きい!