ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

最近の状況

どうでもいい雑記です。

毎回同じことを書いている気がしますが、先週まで、本当に鬼のように仕事があって、やってもやっても終わらない。一生仕事が終わらないんじゃないかと感じたぐらいでした。

ですが、やはり「夜明け前が一番暗い」ようで、「もうこれは全く終わらないんじゃないか」と思ったら、もう峠は超えていたようで、今週は比較的ひどい状況にならないのではないかと思ってます。

司法試験の勉強しているときにも、「これは終わらないのではないか」と思うと、まあ終わるし、論文書いているときも、「これは終わらないのではないか」と思うと、そろそろ終わり、と。夜明け前は本当に暗いです。それが過ぎれば、もう収束ではあるんですが、しかしつらい。

 

なぜこんなにバタバタしているのか、ちゃんと考えないと、いつまでも毎日、仕事が大量にある生活になってしまうので、考えようと思いつつ、そこまで手が回らず、とりあえず、今やらなければいけない仕事をやっていく日々なので、もう少しどうにかしたいなあと思っているところです。〆切の自転車操業状態ですね。日々、一番近い〆切を考えて生活し、それが終わったら、また次の〆切が来て、それを延々と続けるという日々。

 

おととしぐらいまでは、執筆と講演が多すぎて、それで日々アタフタしていて、それを発見してから、執筆・講演とも、依頼された分をすべて受けるのはやめて、ちゃんと量と社会的意義を考えてから、受けることにしました。とはいえ、執筆は大好きなので、無理のない範囲でやっていきたいと思ってます。が、無理のない範囲というのが正直厳しい。

 

そして、去年ぐらいからは、会議と打合せが多いような気がします。会議・打合せがいっぱい入っていると作業量が減るのに、仕事でやらなければいけない作業がいっぱいあったり、〆切がいっぱいあったりすると、本当にアタフタします。先週は特に泊りの出張があったために、出張前に仕事を終わらせようと思って焦ったものの、突発的なご相談等もあり、出張先から電話したり、新幹線でゲラをチェックしたりしたら文字に酔い、出張から帰ってきたら帰ってきたで残っている仕事を猛スピードでこなし、結構悲惨な感じではありました。本当に出張はできる限り減らさないと、仕事があふれかえるという状況になりかねないなと強く思いました。来週も出張入っていますが、これはまあ日帰りなんで、なんとかなるかな、と。

 

でも考えてみると、私、そこまで会議、引き受けていないんですよね。大学の先生で、有識者会議を40個やっていらっしゃる先生とかいらっしゃいますけど、すごいなと思います。あと、座長とかは休めないから大変ですよね。座長を10個20個やったら、スケジュール持ちませんよね。

役所にいたときとか、西村に勤めていたときとか、会議とか打合せがほとんどなかったような記憶があるんですが、やっぱり自営業になると、外部会議とか、事務所に来ていただいての打合せ・ご相談がすごく多いですよね。そうなると日中、全部それで時間が過ぎて、作業できない、みたいな。

 

人に作業を手伝ってもらうにしても、私、こだわりが強い性格で、自分で見たいタイプなんですよね。あと、不真面目な人が大嫌いなんで、不真面目な人に手伝ってもらうと、本当に嫌なんですよね。ほかの弁護士に頼むにしても、何をどう頼むか考えるのが面倒くさくて。切り分けられる仕事ならいいんですけどね。イソ弁とかアソ雇っている弁護士って、基本、チェックをするって感じでしょうけど、私、チェックをするというよりは、自分でやりたい派なんですよね。自分でやらないでもいい作業を、お願いすればいいんですかね。あと、1,2年の間ぐらいに、この辺りの、ほかの人に依頼する仕事と自分でやる仕事の切り分けをすっきりしたいなとは思っているんですが、なかなか難しいところです。役所の優秀な係長みたいな人に、手伝ってもらいたい気分です(笑)。そうすると、イソ弁っていうよりは、パラリーガルなんでしょうかね。それか、コンサルタントみたいな人に仕事を頼もうかなとも思う次第です。法的なことは私がやって、それ以外をメインにやってもらう、的な人に入ってもらおうかなとも思います。でも、名ばかりコンサルも大嫌いなんですよね。知識ないのに口と態度だけ偉そうなコンサルって本当に嫌です。法廷とか、あとは個人の法律相談がいっぱいあるなら、イソ弁とかアソシエイトをお願いするといいんでしょうけど、そういう仕事じゃないんで、どういう人に依頼すればいいのかな、とか思います。

 

色々考えると面倒くさいので、週次ぐらいで、先週の状況を毎週振り返って、これが忙しかった、こういうのを人に頼めると良いとか、こういうのはかなり時間がかかるとかをまとめていくっていうのを、3カ月ぐらいやれば、いいかな、と。

 

今、都で政策評価の会議に出させていただいているんですが、都の職員さんが、年間の自分の仕事とか、担当課とかの仕事を振り返るのに良い指標は何か、とか、そういうお話をさせていただいていますが、それこそ自分自身はどうなんだ!と思いました。

仕事の一覧表みたいなのは作っているので、年次で振り返るとかはしていますが、年次だと、記憶が薄れちゃうんですよね。大きな意味の振り返りはできますけど、どう効率化するかとか、何を誰に頼むかとかは、年次だと忘れちゃうんで、週次とか月次とかで考えていくのもいいかなと思いました。

あとは、中長期計画じゃないですけど、「〇才の時はこうなりたい」みたいなのも考えてますが、これも結構良いな、と。今の年齢ぐらいまでに「この分野ならこの人って思われるぐらいの人間になりたい」と思ってましたが、そこまで行けたかはわかりませんが、結構専門性は身に付けられたので、もうちょっと先の目標みたいなのも考えていきたいなと思ってます。

 

  • 週次で、日々の仕事状況や今後の仕事の見通しを考える。
  • 月次で、新規にご相談を受けられるかどうか等の仕事の空き状況、見通しを考える。
  • ※仕事状況の見通しは週次か月次か、どの単位が適当か追ってちゃんと考える。
  • 年次で、一年間の仕事を振り返る。
  • 5年ごとぐらいで、大きな目標を立てる。

こんな感じでしょうか。