ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

厚生労働省への照会

10月6日にこの記事で書いた、厚生労働省への照会ですが、回答が返ってきたので、状況を追記したいと思います。

1.経済産業省のグレーゾーン解消制度

経産省より、グレーゾーン解消制度ではなく、普通に厚生労働省に照会した方がよいのではないかとの感触を得た(H29/9/28)

2.厚生労働省に照会

厚生労働省の所掌事務一覧から担当課(A課)を見つけて、電話後に照会内容をFAX(H29/10/2)

→A課より、別のB課が担当との電話があった(H29/10/2)

→B課に電話したら、A課の担当だと思うといわれる。B課から「国民の皆様の声」経由で質問を送れと言われる。(H29/10/2)

→日数が経過しても回答なし

→「国民の皆様の声」に電話して状況を確認(H29/10/6)

→A課が担当ですと言われる

→A課に再度電話。状況確認したらよくわからない回答。

ノーアクションレターで照会した方がいいか聞いたら、A課の人が「ノーアクションレターを知らない」との回答。

→A課に再度電話。折り返すといわれるが、折り返しなし(H29/10/13)

→A課に再度電話。折り返すといわれるが、折り返しなし(H29/10/19)

→A課に再度電話。月内目途でメールで回答するといわれる(H29/10/20)

→A課に再度電話。別の課と協議要のため時間がかかっているといわれる。11月中頃目途の回答予定という感じか。(H29/11/2)

→A課よりメールで回答あり。もっとも、こちらの質問に対する回答にはなっておらず、すれ違い答弁の上、地方出先機関に照会し直せという回答。照会先が違うという回答なら、1カ月以上かけずに、もう少し早く回答してくれないものか?(H29/11/9)

3.感想

時間がかかった上に、回答がなくて、別のところに聞けという回答で、大変残念。
担当者が忙しいのか忘れていたのかで遅くなったのか、それとも担当者は回答を書いたけれども、他課に協議したり上司に上げているうちに、ゼロ回答にして照会先が違うという回答に書き直されたのか、謎。しかし、照会先が違うという回答になるなら、もっと早く返してくれればいいのに。電話も何回もしているのだから、その時にでもそう言ってくれればいいのに。1カ月以上待って、この回答とは、残念な限り。