ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

書評の感謝! 「1冊でわかる!改正早わかりシリーズ個人情報保護法」

法とコンピュータ学会誌(No.35)に、拙著「1冊でわかる!改正早わかりシリーズ個人情報保護法」の書評が掲載されていました。

法とコンピュータ学会会員なので、学会誌が送られてきていて、目次に拙著が載っていたので見てみました。「やったー、私の本が載っている!」なんて軽い気持ちで読んだら、思わず涙…。大変にお世話になった学会理事の先生が書評の文章を書いてくださいました。その文を読んで、本当に涙…。

こんなにも見てくださったのかと、もう感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に優しい先生で、内閣官房時代も先生の優しさに大変感謝しておりましたが、今もこんなにも温かい文章を書いてくださるとは、本当にありがたく。

私のこれまでの仕事と、私の持つプライバシー、プライバシー影響評価(PIA)への思いをすごく汲んでくださっている書評を読んで、思わず涙が出てしまいました。さらには、書籍の役立ちポイントを指摘してくださりつつ、それも大部から細部まで見てくださっていて。例えば、拙著って、改正ポイントを見やすい感じの図表でまとめているのです(→このパワポの6ページからみたいな感じ)。あとは記録様式のひな形とか、実務担当者向けの情報とか。こういうことを指摘してくださった上で、「Advance」のコラム、Q&A、細かい事項索引といった点まで、読んでくださって、書評で触れてくださって、なんかもう、本当に、大変にお忙しいのにこんなにも拙著を丁寧に見てくださり、こんなにも温かい書評を書いてくださるとは。感激でした。

私は執筆が好きで、個人情報/プライバシーが好きで。だからこういうテーマで執筆すると、すごく思いを持って書いているのです。個人情報への思いを持って、そして読者の方の役に立つような情報をまとめるという目標をもって執筆していて、自分では日々精進して、少しでも良い文章が書けるようにと思っているのですが、ときどき、ただの自己満足じゃないかなと思うことなんかもあって。そんな折に、本当にお忙しい先生なのに、拙著をこんなにも読んでくださって、こんな風に温かい言葉をかけてくださる方がいらっしゃるって、ほんと、私は幸せ者だなと思いました。

会社員をやめて弁護士になったけれども、弁護士として就職した直後は、自分の思う方向に進めなくて、「ITと法律」をやりたいと強く思って、それでいろいろと、内閣官房出向等を経験させていただきました。大変なこともたくさんありましたが、本当に素晴らしい方々と出会えて、今でも関わらせていただくことができ、そして好きな仕事ができ、ありがたいことだと思います。

またブログを書くのも大好きなのですが、いつもはてなスターを付けてくださったり、はてブに追加してくださったり、FBやTwitterでシェアしてくださって、大変ありがたく思ってます。ありがとうございます。先日の医療ビッグデータ法(次世代医療基盤法)の件、想像以上のシェア数で、少しびっくりしていますが、ありがたいです。