ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

私的年金等における個人番号(マイナンバー)導入に関するお仕事

私的年金等における個人番号(マイナンバー)導入に伴う事務等の調査」検討委員会の委員を拝命いたしました。

本件は、私的年金等でマイナンバーを導入するに当たって、民間企業の負担を軽減し、民間企業にメリットを感じていただくための調査研究であると認識しております。

厚生労働省年金局が発注された調査研究のようで、役所勤務時代、年金局とはあまりお仕事しなかったなあ、年金機構のPIA絡みで当時の年金局の方と、少しお会いしたことがあるかなあと思いました。内閣官房社会保障改革担当室(本室)の審議官が、統社の後に年金局長になられたような記憶があります。

こういう委員の立場でコメントするとなると、なかなか立ち位置が難しくて、軽めにコメントするのか、それとも役所の補佐レベルにぎりぎりコメントするのか、悩みますが、本来、外部者に求められているのは、大局的視点に立った、大きいコメントなのかなと。つい細かいコメントになってしまいますので、注意していきたいと思います。PIA評価書へのコメントもそうなんですよね。読んでいるうちについ細かいコメントを多数出してしまいますが、細かい多数のコメントが出てくると、ご担当者としては「うんざり」な感じも出てしまうかと思うので、大きな点をまずコメントして、その後余力がある場合は細かいコメントも、という形にした方が良いかと思ってます。

第一回の検討会は既に行われ、検討会の前には、表参道のナプレで、ピザを食べてみました。ミッドタウンのナプレの方が好みかもしれません。

役所って、通行証とか修習生バッチで入ってたから、そういうのがないと、どうやって入構するのか、いつも戸惑ってしまいます。入口の警備員さんに「どこに行くんですか?」って聞かれるんですけど、細かい会議名を暗記していないし、警備員さんに免許証とか見せるのかなとかよくわからず・・・ 修習生バッチだとノーパスで入れたはずなんで、弁護士バッチでもノーパスで入れるんですかね。検察官バッチとか裁判官バッチだとノーパスで入れたはずですが、弁護士バッチだと公務員じゃないから、だめなのかな・・・