ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

個人情報の原稿執筆が順調です

今は、個人情報に関する原稿を執筆しています。
非常に、順調に筆が進み、「これも書きたい、あれも書きたい」となっているところです。

つい、概念解説に力を入れてしまうのですけれども、実務本としては、概念の抽象的な解説よりも、具体例とその当てはめの方が、読者に喜ばれそうに思います。執筆前の計画段階では、具体例を挙げていっぱい書こうと思いつつ、書いていくと、概念解説が長くなりすぎて、字数の関係で、具体例を端折るという事態にもなりかねず、どうしたものかと。

個人情報の原稿だけではなく、マイナンバーの詳解書を書き上げなければいけないのですが、こちらはあまり順調ではありません(残念)。もうちょっと個人情報の原稿が進んでから、マイナンバーの詳解書にじっくり取り掛かりたいと思っているところですが、そういうことを言っていると、詳解書の発行が遅れてしまうので、気を引き締めないとと思っているところです。

私は、普通に書いているとかなり字数がオーバーしてしまうタチなのですが、マイナンバーの詳解書は、出版社のご厚意で600ページまではOKと許可が出ましたので、長々と書いていきたいと思います。

論文なんかも、普通にばーっとドラフトを書くと、たいていは2万字とかになっていて、多くの論文誌は1万字なので、そこから字数を削ったりしています。この点、WEB原稿と書籍は、そういう字数削減が不要なので、ありがたいです。
そういえば、私は、大学受験の時の200字作文とかも、いつも字数がオーバーして、余白に書いてから字数を削って答案に書いていたような記憶が・・

個人情報の原稿の方は、1問1答で、見開きとか片面1ページの方が見やすいので、字数厳守で頑張りたいところです。

そういえば、ドラマで「重版出来」を見ました。編集者さんのお話は興味深いです。
自分は著者しかやったことがないので、編集者さんがどういう風に実際お仕事されているのか、興味があるところです。ドラマだとマンガの週刊誌の編集部なので、私が本を出している法律出版社さんとはずいぶん雰囲気が違いそうです。

そうそう、出版社といえば、原稿料を催促しないと支払ってくれない出版社があるので、困ったものです。有名な会社なら未払いとかないだろうと思っていたのですが、会社としては未払いする気はなくても、担当者が経理に書類を回したり作業するのを忘れていたりすると、未払いがあったりするようです。