ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

ハローキティ新幹線ぷっちょをいただきました

f:id:cyberlawissues:20181226161459j:plain

f:id:cyberlawissues:20181226161326j:plain

お客様より、ハローキティ新幹線ぷっちょ WITTAMERのお菓子を頂戴いたしました。お気遣いいただきありがとうございます。JR西日本新幹線なので、なかなかグッズもゲットする機会がなく、以前姫路市の方からクリアファイルを頂戴し、今回お客様よりぷっちょを頂戴し、ありがたい限りです。どうもありがとうございました。

 

東京都 都政改革アドバイザリー会議

今年から、東京都 都政改革アドバイザリー会議の委員を拝命しています。小池百合子知事出席の会議で、都政改革全般が議題になっています。委員は、企業経営層の方が多く、私が何か都政に役立つことを発言できるかは謎ですが、IT関連(BPR、AI、RPA、EBPM、データ利活用、ペーパーレス、デジタルファースト)などでコメントしています。せっかくですので、第1回と第2回の私の発言内容をブログに貼っておきます。

www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp

www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp

 

第1回 

都政改革の3つの原則:都民ファースト、賢い支出、情報公開
都政改革の3つの改革手法:「しごと改革」、「見える化改革」、「仕組み改革」

 

○水町委員 弁護士の水町と申します。私は、情報やITを中心にした弁護士活動というか、御相談対応をさせていただいております。
 会社員と国家公務員と勤務弁護士と自営業といろいろ経験いたしましたので、いろんな組織の働き方を経験しているつもりです。
 特に、国家公務員時代は内閣官房マイナンバー法の立法担当官をやっております。その関係で、うちの事務所にいらっしゃるお客様、御相談者の中には、企業の方も多いですけれども、自治体の方も結構多いという状況で、日常的に自治体職員の方とお付き合いがあるという状況です。
 今回、資料を見せていただきまして、生産性向上というもののためには、岩本委員もおっしゃっておりましたけれども、ITの活用。手作業でやったり、また、エクセルで職員さんがグラフ化したりとか、職員さんが個別にマクロを打っているとかというケースも結構自治体さんだとまだあるんですね。セキュリティを高めるという意味でも、生産性向上という意味でも、IT化、またはAI、RPAというもので、人がやらないでいい仕事は機械にやってもらうという考え方も重要ではないかと思います。
 ただ、もっとも、機械が万能なわけでは絶対ありませんので、機械に向いている業務というのをきちんと選定するということが重要ですし、システム化は費用がかかりますので、どっちがいいか、人でやっているのと機械に任せるのと、費用対効果、その他諸々含めてどっちがいいかというのは、もちろんちゃんと考えないといけないんですが、まず、機械化ということも今後重要になってくるかなと。
 あとは、それと系統が反対向きではありますけれども、BPRのためには機械化だけではだめで、やっている事務のフローの無駄を排除していくということが、一番重要だと思います。
 資料の方で事務フローを総点検されているという資料があって、本当これ大変な作業で、本当に頭が下がる、本当に大変な作業をやられているなと思いましたけれども、資料に載っているフローは、結構これでも簡単なフローだと思うんですね、役所の中だと。
 役所のフローというのはものすごい複雑でして、隣の局の担当者としゃべるために、自分の課の総括に上げて、隣の局の総括に上げて、また課からおろして、総括におろして担当者とか、すごい重層構造なんですよ。これは皆さん御存じだと思いますけど、それが本当に要るのかということですね。その人たちの作業量は要らないですよねと。そういうことを言うと公務員の方に結構怒られるんですけど、既得権益とは違って前例なんですよね。全然、既得権益はなくて、公務員の方は幅広な情報提供というのが大好きなんですけど、それはすごく大事なんですけど、そこは別に決裁とかじゃなくて、そのメールのCCとかでもいいはずだから、わざわざそういうラインで上げていくというところとか、電子決裁も決裁系ははんこがものすごく多いですよね。そのはんこの人たち、本当、全員決裁として要りますか、そこは情報提供だけで済みませんかとか、そういうアナログなフローを改善していくことが必要かなと思います。
 あと、今日の楽天さんのプレゼンテーションは、さすが先進企業はすごいなと思いましたけれども、自治体とか国というのは昭和何十年ですかみたいな世界で動いているわけですね。そこにいきなり楽天を目指せと言われても難しいと思いますので、私が提案したいのは、民間との人事交流でして、例えば、公務員の方が3、4割はもう民間企業で2、3年はやるとか、そういうふうになってくると、ああ、いかにここは昭和なんだという、これはマインド、経験として変えていくということも重要かなと思いました。
 あと、ちょっと最後に1点だけなんですけれども、谷田委員の方から登記簿で空き家を貸すとか、都としての収入を増やすみたいな御意見がありましたが、ここは例えば登記簿にマイナンバーをつけて検索するとか、マイナンバーに限らず、自治体が持っている業務データ、これを自治体経営に使っていくというか、もちろん保護は重要なんですけれども、保護を徹底して業務データをきちんと分析して必要な課題を発見する、課題解決の方策を検討する、その結果、成果がどのぐらい出たかを検討する、EPPMプロセスとか、そういうことにもつながってきて、そのデータによる行政経営というのもやっぱり今後は重要なテーマかなと思います。
 以上です。

 

第2回 

ペーパーレスについて

○水町委員 今の岩本委員の御意見と少し重複する部分がありますけれども、都の事務局から行政手続、添付書類のデジタル化のお話がございました。このあたりは霞ヶ関でも、あとは全国の基礎自治体でも行政手続をIT化するというのは検討されていて、国ではデジタルファーストということで、紙で行政手続をするというよりはITを通して、スマホやパソコンなどで家からでも、また、コンビニで例えば住民票をとれるとか、そういうマシンを通じた利便性の高い行政手続というのを検討しているところだと存じております。
 この検討の歴史というのは結構古くて、もちろんその方向性はすばらしいし、その添付書類が紙じゃなくてデータで来れば、自治体側の処理というのも効率化するので非常に良いことだと思います。あと、やはり都民にしてみても、パソコンを使いこなせる方というのはそんなに多くないにしても、スマホでピピッとできたり、あとはコンビニで端末操作できたりすると、わざわざ都に来るとか、その他のところ、出先機関へ行くとか、そういう手間がなくなりますので、利便性が上がっていくんじゃないかなと思います。
 ただ、これは昔から検討されているんですが結構難しくて、国では行政手続を何%デジタル化しますという目標を掲げては失敗してきた歴史があります。結局、利用率が低いところを幾ら電子化しても、お金だけかかって利便性が上がらないようなことになるので、満遍なく何%目標を掲げるよりは、やはり都民が、ここがネットでできたら良いよねとか、何か混雑防止などにつながると良いと思います。窓口が混むので、ITでやってもらうというのもあるし、利便性が上がるところを選んでデジタル化していくと良いのかなと思いました。
 あと、岩本委員がおっしゃったように、AI、RPAを使っていくと、例えば紙に打ち出してチェックしていたものがシステム処理されますので紙の削減にもつながると思います。
 あと、紙についての意見としては、紙が2億枚とありましたけれども、ここもなかなか難しいところで、やはりペーパーレスということ自体は非常に重要だと思うんですが、余りに紙は使わないようにしましょうと、目標を絞ってしまうと、例えば紙に印刷して目で見ることでミスを減らすとか、効率的に仕事ができるということもあるので、紙はだめとばかり言うのも働く人たちにとって苦しいところも出てくるのかなと思います。そこで、これも例えば紙の消費量が多いところ、ここを原因分析して削減していくですとか、あとは、ここは絶対減るよねという、ちょっと無駄っぽいところを削減していくと良いかなと思います。私の公務員時代の経験で紙の消費が多いところとしては、私は3年半ぐらいしか公務員経験ないので拙い経験ですけれども、多かったのが査定当局のところ、例えば予算査定とか法律、内閣法制局の法律査定になってくると、1法律につき100枚くらいを毎日持っていくんですよね。だから、それが複数法律について3カ月分ぐらいだと、すごい枚数になってしまう。査定当局というのは当然行政内です。行政内同士で、そんなに紙を使ってしまうと、都民との紙を減らせないというのはわかりますので、都の内部の例えば条例審査や主計のような予算査定の当局が紙を大量に要求しているようなことがあれば、そこは削減できるのではないかなと思います。あとは、やはり会議のペーパーレスは非常に重要で、国で働いていたときは、会議をやるたびに100部、200部の傍聴席用の配布資料、それと、1回の会議で300部、記者クラブへの投込みとかもありました。ただ、マスコミへの情報提供というのは非常に重要で、行政の取組を中立公平な立場から報道してもらうということは必要なので、記者がやはり紙で欲しいということであれば、そこは現状のままということになるとも思います。もし、記者クラブ側もそんなに紙は要らないとかということがあれば、そういうところの紙削減というのも、取組としてはいいんじゃないかなと思いました。以上です。

 

女性活躍について

○水町委員 管理職選考をためらった理由に、家庭生活が犠牲になるおそれというのがあるんですけれども、やはり家庭生活を考えると、保育園であるとか、学童保育が18時ぐらいに終わるのが現状だと思います。そうすると、子供が一人になってしまいますので、通勤時間を考え、17時には職場を出ないと間に合わない。17時退庁になるとなかなか管理職には難しい。また、延長をやっているところも、結局は19時ぐらいまでしかやっていないので、延長しても18時に退庁しなきゃいけないということで、なかなか子育てとの両立というのは難しいというところがあります。もちろん、民間サービスとか祖父母、こういうのを頼れば両立できるということもあるかもしれませんがそれもまた子供の生活リズムが崩れるとか、色んな問題がありますので、そういうことを考えると、やはりラインの管理職というのは、調整作業、例えば議会対応とか、そういったものだと、どうしても夜も活動しなきゃいけない部分も出てきてしまいます。そこで、ラインの管理職だけじゃなくて、専門職管理職というのを設けても良いのではないかと思います。この資料で、現職の知識・経験を活かした仕事を続けたいという理由もあって、これは女性だけじゃなくて男性でも、自治体の方は結構ジェネラリストで、異動が前提というのが公務員だとは思うんですけれども、現代社会は結構複雑な問題がありますので、専門的な業務も結構多いと思います。そうすると、まだまだここを変わりたくない、この仕事を変わりたくないという方もいらっしゃるし、そういう専門職で上に行けるというポジションをつくると、自分の仕事のやり方次第なので調整もでき、残業時間という問題もクリアできるのかなと思いました。調整作業だとどうしても他人と関わるので、自分で残業時間を調整するということは難しいと思います。是非、専門職管理職なども検討されたらいいのかなと思いました。
 以上です。

ふるさと納税

ふるさと納税の見直しがニュースになっています。お礼の品が地場産品でなければだめというと、品川区のシナモロールぬいぐるみは、来年からはダメになるのでしょうか。シナモンはしながわ観光大使なのですが、どうでしょうかね。生産・加工が自治体内で行われていないといけないんでしたっけ?サンリオが品川区にあっても、生産・加工がサンリオ本社や品川区内で行われないといけないということですかね。

www.sanrio.co.jp

この点、多摩市のピューロランド関連の返礼品は、大丈夫そうですね。多摩市はピューロランド年間パスポートがあって、それだけではなくあたりくじとか、パレードのピューロパスとかあって、素晴らしいです。毎年ふるさと納税しています。ただ、この前、年パスではない普通のパスポートのを選んだら、なんと有効期限が3カ月。1年ぐらいにしておいてほしいものです。あれは、ひどいなあ。

http://www.city.tama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000002/2665/301101oreinosina.pdf

ちなみに、山梨もサンリオ創業の地なので、サンリオ関連の返礼品を用意しても良いはずですが、これも地場産品でない可能性がありますかね。まあ山梨はぶどうとワインが豊富ですから、サンリオを返礼品にする必要はないでしょうかね。

あと、ゆるキャラグッズは、ご当地キャラだから、これは大丈夫なんですよね。生産・加工が他市で行われていてもOKなはずですよね?とち介グッズとかかわいいです。

www.furusato-tax.jp

 

ふるさと納税は税額控除的なものなので、それを踏まえると公正にする必要があり、現在の状況だと、明らかに不適切な状況も散見されるかなとは思います。ふるさと納税した人だけ得みたいにもなってますし。なので見直しは当然なのかなと思いますが、どうせなら返礼品なしとかにしないと、結局、不満は出そうかなと思います。線引きが難しいし。軽減税率でも同様ですが、細かい解釈基準を出して、これはだめ、あれはだめとやっていっても、非生産的に思います。あと、北海道とか、和牛の有名なところとか、果物の有名なところ以外は、地場産品といっても競争力がないように思いますし。

とはいえ、返礼品なしにするのは、国民からも自治体からも批判が強そうだから、今の見直し案になったのだとは思いますが、どうせ見直すなら思い切って見直した方が良かったのではないでしょうか。

あと、ふるさと納税、これ消費者問題にならないのか不思議な部分もあります。値段が実態と乖離していて、2000円の自己負担なのに、値段が5万円とかになっていて、感覚がマヒして、上限超えて、いっぱいふるさと納税する人とかいそうな気がしますが、そんなには多くないのでしょうか。ふるさと納税している人はあくまで一部だから、消費者問題は起きないのか。このまえ詐欺サイトのニュースがありましたが。私は自営業で所得が固定ではないので、毎年、ふるさと納税の上限額がよくわからず、しかし見ていると魅力的すぎて、結局オーバーしてしまうこともあります。

マイメロディのドリンク&ポテトホルダーとミッフィーちゃんグッズ

f:id:cyberlawissues:20181207092139j:plain
f:id:cyberlawissues:20181207092133j:plain

 

部屋の整理をしていたら、ミッフィーちゃんグッズが出てきました。ミサワホーム関連の方からいただいたものです。懐かしい。

ミッフィーちゃんグッズの下に写っている箱は、マクドナルドでこの前買った、マイメロディのドリンク&ポテトホルダーです。かわいさの完成度が奇跡的です。

www.mcdonalds.co.jp

 

GDPRを意識したPrivacy Policyの例

GDPRを意識したPrivacy Policyの例をリンクしていこうと思います(適宜UPDATE予定)。

 

★★イギリス

まずは、英語が必ずあるので、イギリス(まだ離脱前なので)

  • Linklaters(英大手法律事務所)

https://www.linklaters.com/en/legal-notices/privacy-notice
約款風で長い。どこに拒否方法が書いてあるのか現時点では発見できず。

  • Ernst & Young(会計・コンサル)

https://www.ey.com/en_gl/privacy-statement

  • ヴァージン・アトランティック(航空会社)

https://www.virginatlantic.com/gb/en/footer/privacy-policy.html

  • Allen&overy(英大手法律事務所)

http://www.allenovery.com/legal-notices/Pages/Privacy-policy.aspx

  • Barclays(金融) 

https://home.barclays/privacy-policy/
https://www.barclays.co.uk/important-information/cookies-policy/

 https://www.accenture.com/us-en/about/company-cookies-similar-technology
文章で比較的わかりやすく平易。細かなクッキーネームまではない。拒否方法は All About Cookiesに飛ばす感じ。

  • LLOYDS(金融)

https://www.lloydsbank.com/cookies.asp

非常にシンプルで読みやすいが細かなクッキーネームや期限などもなく、ICOガイドライン準拠っていう感じではない??

https://www.lloydsbank.com/help-guidance/customer-support/privacy-explained/data-privacy-notice.asp

 

★★日本

https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/privacy/gdpr-personal/

姫路市様及び医療情報総研様への心よりの感謝

先ほど、ブログでPIAについて日経XTECHに掲載いただいた旨をご報告しました。PIAが実施できたのも、また個人情報の保護と利活用の両立について実務を踏まえて考えることができるのも、姫路市のH補佐を始めとする素晴らしい職員の方々のおかげであり、またMHI医療情報総研のN社長をはじめとする素晴らしい皆様方のおかげであると、心より感謝しております。

 

cyberlawissues.hatenablog.com

 

姫路市H補佐は、マイナンバーの講演をきっかけにお知り合いになりました。姫路市H補佐はとても熱心にマイナンバーに対して取り組んでいらっしゃり、マイナンバーカードの利活用にも本当に熱心で、非常に有名でいらっしゃいます。私もマイナンバーに対して一生懸命取り組んでいると自分では思っていますが、私のマイナンバーへの思い以上に、本当に熱心に取り組んでおられ、住民の方へのサービス向上、ICTの効果的な利活用を真剣に考えていらっしゃり、本当に頭が下がります。

お会いしてお話しするたびに、「え?まだほかに別の取組みもされているのですか?」とびっくりすることも多々あります。それぐらい熱心に、しかも1つの取組みだけではなく、いっぱいいっぱいマイナンバーに対して熱く取り組んでいらっしゃいます。

 

と思っていましたが、マイナンバーだけではなく、自治体ICTにも非常に熱心で、「姫路市で行政情報分析基盤を作るんだ、そのためには個人情報保護が重要だ」ということで、行政情報分析基盤の個人情報保護等について、姫路市と当職とでご一緒に作業させていただくことになりました。

私は法律はわかりますが、個人情報を含む業務データをきちんと活用して、EBPMを行っていくためには、法律や条例の解釈だけではない、自治体の課題を解決していく必要があります。法律や条例の作成や解釈において、こういう実際の課題を踏まえていく必要があり、課題を共有してくださったり、一緒に解釈を検討してくださったりして、本当の意味で非常に勉強になりました。今年、私がやったお仕事の中でももっとも大きなインパクトのお仕事であったともいえます。

姫路市行政情報分析基盤は、人口減少社会という自治体の今後の課題を踏まえ、業務データを、個人情報保護を徹底しながら活用し、自治体として課題を正確にとらえ、EBPMの政策立案を行っていくという、非常に画期的な取組みです。こんな画期的な取組みをなさろうと思ったその情熱に感嘆しますし、また画期的な取組みをされるには、非常にご苦労があるものと思われますが、本当に熱心に真剣に取り組んでいらっしゃり、それも私利私欲では全くなく、住民のため、自治体のあるべき姿のため、ICTの効果的な利活用のために取り組んでいらっしゃり、こんなにまじめな方がいらっしゃるんだなあとびっくりするぐらいです。

そんな中、姫路市ゆるキャラがしろまるひめで、私、しろまるひめが大好きでというようなこともあり、またH補佐のお人柄がとてもお優しくて温かい方ですので、仕事以外のお話も楽しくしてくださったり、私は人格が未熟で直情的な人間で、私がトラブルを起こしても本当に温かい対応をしてくださったりと、いつも感謝しております。

PIAが実施できたのも、H補佐がいらっしゃらなければ絶対になり遂げられなかったものと、心より感謝しております。

そんな中、日経XTECHの記事で、姫路市の方の説明が不十分であるかのように捉えかねないようなところがございました。日経XTECHの記者さんは大変精緻に取材をされ、いつも正確な情報発信をされていて、本当に素晴らしい記者さんですので、水町の話し方が全面的に悪いものと思います。私が取材に対し長々とお話しし、話し方に問題があったせいであり、私の責任であると心より深く反省しております。

姫路市では、H補佐以外にもいろいろな職員の方にお会いしています。皆様本当にまじめに熱心にお仕事に取り組んでおられ、優秀な方ばかりで、いろいろとお力をいただき、感謝しています。

いつもお優しくて、私にもその他の方にもお力をくださるH補佐を始めとする姫路市の方に、ご迷惑をおかけしてしまいまして、誠に申し訳ありませんでした。

 

お仕事を通して、本当に素晴らしい方々との出会いがあります。姫路市のH補佐、MHIのN社長、N社のI部長、M省のM補佐、その他にも本当に様々に本当に素晴らしい方に出会え、お力をお貸しくださって、いつも心より感謝しています。

私は、PIAを非常に大事に思っていて、PIAはとても効果的な方法だと思っています。しかし、いくら抽象的にそれを言っても始まらず、実際にPIAをやってみて、それがどれほど効果的なのかを広くアピールしていく必要があると思います。PIAを実施するには姫路市、そしてMHI医療情報総研のお力がなければ、絶対に実施はできませんでした。心より御礼申し上げます。

 

マイナンバーのPIAである特定個人情報保護評価は、コピペが多かったり、難解であったり、あの難解・膨大な評価書を作成するのに大変な手間がかかっていたりと、課題も山積しています。これは私の責任によるものも多々あるものと思っており、心より反省していますが、PIAが本来の効果を発揮できるよう、少しでも私にてできることがあれば今後もやっていきたいと思っています。

 

姫路市そして医療情報総研への心よりの感謝とおわびを込めて。

PIAについて日経XTECHに掲載いただきました

PIAについて日経XTECHに記事を掲載いただきました。

 

tech.nikkeibp.co.jp

↑PIAの効果、GDPRマイナンバー法における位置づけ、民間PIAの例(RIBS)

 

tech.nikkeibp.co.jp

自治体の個人情報利活用のPIAの例(姫路市行政情報分析基盤)

 

記事で紹介されている詳しいPIAについては以下をご覧ください。

1回記事紹介文:民間PIAの例(AMED実証RIBS)

第2回記事紹介文:自治体の個人情報利活用のPIAの例(姫路市行政情報分析基盤)

 

姫路市様及びMHI医療情報総研様には大変お世話になりました。姫路市のH補佐を始めとする素晴らしい職員の方々、そしてMHI医療情報総研様のお力なくしては、PIAを実施することはできませんでした。ご協力に心よりお礼申し上げます。詳細はこちらで書いていますので、長文ですがよかったらお読みください。